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腱板損傷・断裂
肩には、腕の骨(上腕骨)と肩甲骨をつなぐ重要な筋肉のグループがあり、これが腱板(ローテーターカフ)です。
腱板は以下の4つの筋肉で構成されます。
1,棘上筋
2、棘下筋
3,小円筋
4,肩甲下筋
これらの筋肉の腱が部分的に損傷、断裂することを「腱板損傷・腱板断裂」といいます。
主な原因
・加齢(40歳以上で自然に起こることも多い)
・転倒や外傷
・繰り返しの使い過ぎ(野球、テニス、大工など)
症状
・肩の痛み(特に夜間痛)
・腕が上がらない・動かしずらい
・肩の筋力低下
・肩を動かすと音がする(クリック音)
治療
・断裂部が治癒することはありませんが、70%は保存療法で軽快します
・腱板のすべてが断裂することは少ないので、残っている腱板の機能を賦活させる腱板機能訓練は有効です