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骨粗しょう症
骨粗しょう症とは
骨粗しょう症は、加齢とともに骨のカルシウムが流出し、骨量が減少して、骨がもろくなる病気です。骨粗しょう症になると、ちょっとした衝撃でも骨折しやすくなります。骨においては骨を壊す破骨細胞と新しい骨を作る骨芽細胞が活動しており、毎日少しずつ古い骨から新しい骨へと生まれ変わっています。しかし、年齢を重ねるにつれ、破骨細胞が増えて骨芽細胞が減るため、少しずつ骨の強度は低下していきます。80歳代になると女性の約50%、男性の約20〜30%が骨粗しょう症を発症していると推定されています。
骨粗しょう症と腰痛の関係
骨粗しょう症になると、どうして腰痛になるのでしょうか。骨粗しょう症が進むと脊椎が弱くなり、少しの衝撃でも背骨がつぶれてしまう場合があります。これを圧迫骨折といいます。腰椎が圧迫骨折を起こすと、腰椎の形が変形し、神経が圧迫されるため、背中や腰が痛くなるのです。
骨粗しょう症は自覚症状が乏しく、骨折をしていても自分では気づかない可能性があります。
骨粗しょう症は自覚症状が乏しく、骨折をしていても自分では気づかない可能性があります。